鳥の目

どうしても合わない人との付き合い方

2019.4.25  『世界の哲学者に人生相談』より

どうしても合わない人との付き合い

インドラを外せ!!

インドラとは:IDOL(アイドル)を語源とし、
偶像・幻想・偏見・先入観・思い込みを表す

提唱したのは
16世紀の哲学者フランシス・ベーコン
(1561~1626 イギリス経験論の祖)

4つのインドラ理論

種族のインドラ
錯覚・性癖・偏見・習慣

洞窟のインドラ
狭い価値観の偏見

劇場のインドラ
権威や名声により無条件に信じる

市場のインドラ
噂を信じる

『ミツバチのように、庭や野の花から材料を吸い集め
それを自分の力で変化させ、ハチミツにせよ!』

蜜蜂は、
材料を集める⇒成分を変化させる⇒ハチミツを作る

これは帰納法という

事例
事例   しっかりと検証する ⇒ 結論
事例
                 
材料を集める 成分を変化させる ハチミツを作る 

この4つのインドラは4色の色眼鏡に例えられる。
全ての人が何某かの色眼鏡をかけているが、自分が
色眼鏡をかけていることに気づいていない

帰納法を用いて人間関係に応用する
インタビューをして多くの肯定的、否定的材料を集める
嫌な空気の中にいると嫌な人に見え、
楽しい空気の中では楽しい人に見えることも発見できる。

私たちは知らないうちに、張り合うこころで相手を見たり、経験から推測して不快を感じたりすることがあるが、それらはすべてインドラによるものというのです。インドラを外せばきっと清々しいクリアーな世界が見えるのかもね。

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