2018年5月

鳥の目

「昭和のメカニズム」逆襲する現代

日大アメフト下級生100人の乱 退部者続出崩壊も

 昭和人間にとっては、戦前から受け継がれた主従関係で成り立つシステムに反発する意識よりも、むしろ、自ら権力をかざす主従関係の上に立つことを目指し、そのメカニズムの外側から見る目は開いていません。晴れて権力の座に立って、権力をかざすことは自らが望み、掴むことができた当然の権利で、何の問題もあるはずがなかったと言えるでしょう。

そのメカニズムは「戦い」であり、「競争原理」に基づいた、「戦場」という社会構造であったので、勝ち抜くことが生き残る、という精神が求められていました。

平成になって、年号の意味が影響したのかどうかはわかりませんが、「地平らかに天成る」のように、それまでの上下、主従の関係というメカニズムが重視されなくなってきたという気配とともに、SNSでの瞬時の拡散システムが後押しして、急激に権力に対する逆襲が始まっています。 >> 続きを読む

藤井 聡太、大人の語彙力はどこから?

大人もおちおちしてられないね!

最近「大人の語彙力」という本が話題になっています。
『大人の語彙力が使える順できちんと身につく本』(吉田裕子/かんき出版)

 藤井 聡太、2002年7月19日 生まれ若干15歳で、大人も知らない難解な言葉を連発し、世間を驚かし、将棋界どころか、人間としての怪物ぶりにも拍車をかけているようです。ただ、彼の場合の高い語彙力は、若干15歳ながら、将棋の修行で養われた、優れた人間性、人格という尊厳から発せられるものではないかと思
うのです。

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私の秘策

日常を遊ぶ

ポイントは「好奇心」

 「面白がって、時を楽しむ」、行動する以前に「好奇心」「面白そうの姿勢」で取り組む。それが「日常を遊び、時を楽しむ」こと。“面白い”を阻むものは「戦う姿勢」です。「戦う姿勢」による緊張やストレスを我慢すること(これを苦労と名付ける)によるもので、この姿勢が変われば、誰でもいつでも「日常を楽しく遊ぶ」ことが可能になります。
 
   鳥だって花だってそれなりの仕事をしていますが、鳥が実を捜し、蜂が蜜を求めて飛ぶこと、それ自体苦労と見れば苦労、遊びと見れば遊び、好奇心かもしれません。花が根を張り、芽を伸ばし、葉を広げて陽光を浴びることそれ自体過酷な苦労か?それとも気持ちよさ?そうさせるの?

 そもそも「人生は戦い」というように思っている人たちは、「勝つ」ことに意義を見出し、実はそれを楽しんでいる人も多いようです。「戦う」ことを楽しめる人たちは全く問題ありません。それも人生の楽しみ方ですから。
 しかし、勝つ人がいれば負ける人もいるわけで、その割合は50:50ではありません。ピラミッド型の縦型社会(ヒエラルキー社会)を生き抜くためには、底辺から勝ち抜いてトップへ上り詰めるまで戦いは続きます。そんな中で最初から敗者になった人、途中で息切れしてしまった人たちを集めたら、結局勝者はごく一部で大部分は敗者の辛酸をなめることになります。そのことが、「人生は戦い」という観念をつくりだしているのです。 >> 続きを読む