アメフト 日大選手「監督から やらなきゃ意味ないと言われた」

昭和人間にとっては、戦前から受け継がれた主従関係で成り立つシステムに反発する意識よりも、むしろ、自ら権力をかざす主従関係の上に立つことを目指し、そのメカニズムの外側から見る目は開いていません。晴れて権力の座に立って、権力をかざすことは自らが望み、掴むことができた当然の権利で、何の問題もあるはずがなかったと言えるでしょう。
そのメカニズムは「戦い」であり、「競争原理」に基づいた、「戦場」という社会構造であったので、勝ち抜くことが生き残る、という精神が求められていました。
平成になって、年号の意味が影響したのかどうかはわかりませんが、「地平らかに天成る」のように、それまでの上下、主従の関係というメカニズムが重視されなくなってきたという気配とともに、SNSでの瞬時の拡散システムが後押しして、急激に権力に対する逆襲が始まっています。 >> 続きを読む