月別アーカイブ: 2017年9月

低燃費・高満足

Teo Jansen

『テオヤンセン展』津県立美術館
1948~オランダ生まれ
彫刻家・物理学者
空気をエネルギーにして動く人工生命体
ヨットのように、風を受けたり、ペットボトルに圧縮空気を詰め、そのエネルギーで動く。
細いプラスチック製のチューブでできていて、まるで竹ロボットのように見える。動く姿は複数の足を持つ恐竜のようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

意識のちから

「フィルター」が創る世界(5-3)

3.脳の報酬系

 これまでの「フィルター」を中心にしたお話で、「フィルター」が個々人の主観を成す源であることを、おわかりいただけましたでしょうか。このように、私たちは個々が頑なに、崩そうとしない「フィルター」に支配されながら、日常を生きています。ただ、皆様方もご存知のように、「人の心は変わりやすい」ということがあります。恋愛をして、「その人がいなければ生きていけない」と思い込んでいた人も、ちょっとしたことで、その思い込みが急に変化することがあります。それまでハート型の目で相手を見ていたのに、そのハートが消えて好きだった人が普通の隣人と同じように見えた。その後ハートの消えた目はそれまで見えていなかった、もしくは見ようとしなかった欠点や、ネガティブ要素が目につき、彼(彼女)のことを必要ではなくなってしまった、という経験をしたことはありませんか?

 これは「フィルター」の一部の因子が変化した(思い違いに気づいた)ことによって視点が変わり、その結果好きという感情が冷めてしまった、ということです。

 「思い込み」も「思い違い」も当人にしかわかりません。他の人から見ても昨日と今日と何ら変わらぬ彼(彼女)でしょう。どのように思い込まれ、どのように思い違いされているかなど、まったく感知できないことが多いものです。またそうなった時には、「思い違い」に気づいた彼(彼女)は、その詳細を語ることさえ必要としなくなるかもしれません。こうしてこの人間関係は崩壊することになります。つまり「思い違い」に気づいただけで、瞬時にそれまでとは異なる現実という世界ができあがる可能性があるということです。
 こんなに簡単に現実を変えるのが「フィルター」に影響された「感情」なのである、ということをくれぐれも忘れないでください。それを踏まえ今日は、「脳の報酬系」について少し触れたいとおもいます。 >> 続きを読む