「面白がれる」

 先日2月25日(土)、東海テレビ「樹木希林の居酒屋ばぁば」という番組を観た。女優・樹木希林(74)と主婦・津端英子さん(89)が居酒屋で女子会をする。きっかけは、ドキュメンタリー「人生フルーツ」。番組の主人公の津端修一さんの妻として番組に登場した英子さんは、修一さんが亡くなってから、なぜか「居酒屋へ行ってみたい」と言い出して…。そんな話を聞いた希林さんが、名古屋の行きつけの居酒屋に英子さんをご招待。74歳と89歳がほろ酔い気分で語り合う。 その一か月後、趣味は「物件めぐり」だという希林さんが、愛知県春日井市の英子さんのお宅を訪問。今度は英子さん手作りのお菓子をいただきながら、再びばぁばの女子トークは大盛り上がり!夫のこと、孫のこと、食べ物や病気の話などなど…。人生の大先輩、2人のばぁばが本音で語り尽くす。


 

 樹木希林さんは、数年前から全身癌、ステージ4と診断されて治療をしながら女優業を続けている。周囲の人たちに「死ぬ死ぬ詐欺」と言われているらしい。彼女がこうして癌に侵されながらも、長年病人らしくない生活を送っている秘訣は、「面白がれる」ことにあるらしい。実は私は樹木希林と同い年であるのだが、やはり「快のままに」という「面白がる」生活を実践している仲間なのである。そんなことから共感を覚え樹木希林の一フアンとなっている。「人生フルーツ」の主人公で登場した津端英子さん(89)は、昨年他界されたご主人の津端修一さん(90)とともに、名古屋市の郊外で、津端さん流「面白がる」生活を実践されてきた方で、その道の先輩と言える。 亡き津端さんは、毎年、年末に下着をそっくり新しく替えることを習慣としていたために、英子さんは、古い下着を捨てるのがもったいないと、自分で着るようになったという。すると、樹木希林さんも同じく内田裕也さんの下着を自分が着ていると、「私のパンツはみな、前が開いているんですよ。夏のステテコなんか、あれ気持ちいいですよねー、ちぢみで!」と二人は意気投合し、話に花が咲いた。なんだかほっこりする二人の話に引き込まれた。すべてを「面白がれる」ことで、辛苦はいつしか消え、津端さん宅のような、果実や花に囲まれた世界になることを二人によって番組から伝わってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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