2020年6月

Topic

テロの街の天使たち ~ブリュッセル6歳児日記~

6歳の子供たちの言動に、見入ってしまいました。
大人よりも真剣に、真摯に現実を捉え、疑問を投げている様は敬意さえ覚えてしいました。

                                NHKドキュランドへようこそ 2020年6月26日放送

テロの街の天使たち ~ブリュッセル6歳児日記~

“テロリストを生む街”で育つ6歳児の世界に、大人の社会で起きる宗教対立やテロ事件が侵入してくるさまを巧みな映像表現でとらえ、想像力豊かな少年少女の心象風景を描く。ベルギーの首都の一角にあるモレンビーク地区。フィンランド出身のアトスは、聖書やギリシャ神話が好きで、神々のコスプレに夢中。

 

同じ集合住宅に住む親友アミンはモロッコ出身で、モスクに通う。フローは、「神なんていない。神を信
じると気が狂うわよ」と忠告する女の子。子どもたちは公園や街中で遊びながら、異なる宗教観やテロについて素朴で根源的な問いかけを口にする。モザイク社会で育つ6歳児の、好奇心にあふれた成長物語。

原題GODSOFMOLENBEEK                                  制作Zone 2 Pictures (フィンランド 2019年)初回放送

                       BS世界のドキュメンタリー

 

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『快三昧に生きる』【3】

2020.6.26.

引かれたレールを走るトロッコに例えた、観念という思いこみが、自分の現実を創造していることをお話ししました。

「慣性の法則」も同じように動いている物体は、トロッコと同じようにそのまま走り続けるしかありませんが、ハンドルや、ブレーキの装置のような、何らかの大きな力を意識的に加えて、方向を変えたり、あるいは止めることは可能です。

新たなレールを敷いておいて、ハンドルを強くそちらへ切る、ことが可能と言えますが、曲がる角度が大きすぎたり、急ブレーキでは脱線しかねません。
そうならないように小さな角度で、何回も方向転換することを考えた方が無難です。

本書の目的は、現実の自分にとって「これは自分の人生には要らない」そして「こんな未来を創造できれば」という方向に舵を取って、そこへ向かってまっしぐらに進むためのアシスト役となることにあります。

先ず第1に、それらを明確にすることから始まります。 >> 続きを読む

『快三昧に生きる』【2】

2020.6.21

のっけから、厳しいことばかりで落ち込んでしまわれた方、申し訳ありません。

私たち日本人は75年前の第2次世界大戦終結のあの時に、パラダイムの大変革を経験しているのですが、すっかり忘れてしまい、というよりも世代交代し当時のことを知らない人たちの方が多くなって、平和の持続が当たり前の状況が長く続いたことから、危機感を実感できないという頭の構造になっています。 >> 続きを読む

『快三昧に生きる』【1】

2020.6.20

本著は「NEUノイsolution」サイトの根幹に横たわるコンセプト(理念)を体系的にまとめたものです。日頃からご覧いただいている方には、このサイトの世界観をより明確に把握していただけるのではないかと思い27回の連載にいたします。楽しんでいただければ幸いです。

「快三昧」とは?

読んで字のごとく、快のままに快を満喫する、ということです。
ここでいう「快」は、楽しい、面白い、気持ちいい、ワクワク、ありがたい、などの幸福感にまつわるポジティブ感覚です。
「三昧」は仏教用語で、対象と一つになる、つまり熱中すると言ったような意味になりますが、雑念を払って没入することで、対象を正しく捉えられるようになる、また対象を介して瞑想状態になるという、禅定と同様に重要な精神状態・境地を言い表すものです。
よく使われる言葉には、「読書三昧」「道楽三昧」「執筆三昧」など、日常にも抵抗なくつかわれています。 >> 続きを読む

Topic

今の日本の現実はこれ‼

従業員600人の解雇は「英断」だったのか?
新型コロナに翻弄されたタクシー会社を独占密着

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、日本のみならず世界中の企業が倒産の危機に瀕している。日本のアパレル大手「レナウン」、米国のレンタカー大手「ハーツ」、豪州の航空大手「ヴァージン・オーストラリア」が次々と経営破綻し、今後もコロナ倒産の連鎖が危惧されている。そんな中、”従業員600人の一斉解雇”という決断で注目を集めたのが、東京に本社を構えるタクシー会社の「ロイヤルリムジン」だ。世論を二分し、賛否両論が巻き起こった大量解雇問題。カンブリア宮殿は、コロナ禍に翻弄された渦中の男を、2ヵ月に及び密着!騒動の真相を徹底取材した! >> 続きを読む

鳥の目

また観ちゃいました

『凪のお暇』再放送、また見てしまいました。

 このドラマを通して、日本人の典型的な暮らし方、生き方を真正面から突きつけられ観せられた感をぬぐい切れません。

 見栄と虚構の砂のお城を一生懸命守ろうとする親たちの姿。そしてその虚構の上塗りを子供たちに強要し、実態をひた隠し見栄にまみれ続ける。それに抗おうとする子供には罪悪感を煽りたて言うことを聞かせようと・・・・

 虚構という実態を少しでも本物に近づけるために、子供を利用し、他者を利用し、這い上がろうと躍起になる。

何らかの強権な傘下を求め、空気を読み倒し、相手の都合のよい酸素になりながら、配下をつくってコントロールし、それを力にしようと明け暮れる。

他者にはいつも嘘の顔しか見せないために、本当の気持ちをこぼせる相手は当然いない。独りぼっちの寂しさの補足は、自分を知らない商業的サービス人に依存するしかない。夜の街はそんな人たちで溢れかえる。

高橋一生演じる慎二のセリフに、「子供って嫌でも学んじゃうよな、親が笑ってくれるために何て言ったらいいか。で、空気読んで相手にとって都合のいい酸素になっていつのまにか自分が消える・・・・わかるから・・・」 >> 続きを読む