2019年1月

鳥の目

一人を楽しむ「ソリチュード」or孤独な「ロンリネス」?

恥を恐れる日本人が「孤独」に陥る納得理由 どこの国でも男女共が直面する課題だが
                                          岡本 純子
                                       
2019/01/22 07:40

© 東洋経済オンライン 男性が歳を取るにつれ内向的になってしまう、その理由とは?(写真:DragonImagesiStock

 「恥じらいを忘れた女がオバサンになり、恥をかくのを恐れる男がオジサンになる」

 筆者は昨年、現代人の宿命ともなりつつある「孤独」について掘り下げた『世界一孤独な日本のオジサン』という本を上梓した。とくに中高年男性がその犠牲になりやすい、という内容に、賛否両論のご意見を頂戴したが、このテーマについての会話の中で「何歳から、オジサンなの」という問いをよくいただく。それに対して、冗談交じりに返す答えの1つが冒頭の言葉である。「恥」という感覚の捉え方の違いが男女の孤独格差につながっているのではないか。今回はこんな仮説に基づき、「恥と孤独」というテーマについて掘り下げてみたい。

「ロンリネス」は健康に悪影響を及ぼす

 1人の時間を楽しむ「ソリチュード」はいいけれど、誰にも頼ることができず、たった1人で不安で寂しい気持ちを指す「ロンリネス」の孤独は健康に悪影響を与える。これは無数の科学的研究によって実証され、世界で大きく取りざたされている事実だ。独身や独居であるといったことが問題ではなく、誰にも頼ることができず、支え合う関係性がまったくない「孤独」の状態が長期間続くことが心身をむしばむことから、海外では、国を挙げて対策に乗り出す機運が高まっている。 >> 続きを読む

鳥の目

木を見て森を観ず

ビートたけしのTVタックル&羽鳥慎一モーニングショウより

新しい歳に入り、早くも世の中に新しい(両極への)動きを感じるのは私だけでしょうか?
昨年後半よりAI技術の急激な発展とセットで外国人の流入問題が多く語られるようになっているが、新年早々から、あちこちで同じことが話題に上っています。
そこでは、おおかた若手の専門家VS年寄り軍団という構図が多い。
以下は
「日曜の昼にビートたけしが現代社会を斬る」話題のニュースの根底に潜むニッポンの問題をめぐり侃々諤々、白熱の大激論バトル!! と題して放送が始まったのだが・・・・
年寄り軍団には、古き良き時代のアピールとともにAIアレルギーが見え、ビートたけしは、移民が増えることによる(「奴らには」という言い方で)漫才の意味が届かない、漫才文化の危惧を訴えるに留まっただけ。まさにこれも『木を見て森を観ず』とは言えないでしょうか。

2019113日「TVタックル」https://www.tv-asahi.co.jp/tvtackle/backnumber/0246/より引用

今回のTVタックルは

ニッポンが抱える労働力不足問題
AI
&外国人労働者でニッポンはど~変わる!?SP
“AIの進化でなくなる職種&残る職種は?”
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Topic

突進の年

新年あけましておめでとうございます。
猪年の本年は、新元号を迎える歳でもあり、多くの人が世の中の変転を予感していることでしょう。私も昨年から取り掛かった新たなプログラムの作成にパッションを傾け、挑戦する歳になりました。私にとって今年のキーワードはP&M( Potential&Motivation)です。私自身のアップデートを含めて突進して行きたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。