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インサイド・ヘッド

興味深い映画の紹介を拾ってみました。

 ‶人間の感情“が主人公‼

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『インサイド・ヘッド』の主役となるのは、なんと人間の“感情”。誰もが持っているのに誰も見たことがない頭の中という無限に広がる小宇宙の中で、登場人物である11歳の少女ライリーの頭の中にある5種類の感情「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」たちが予想もつかない新たな冒険を繰り広げる。 

 

 

竹内結子×大竹しのぶ、凸凹バディを熱演!? 『インサイド・3ヘッド』共演シーン公開

■ストーリー

“カナシミは、なぜ必要なの?”…11才の少女ライリーの幸せを守る、頭の中の“5つの感情たち”──ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミ。突然の引っ越しでライリーの心は不安定になり、頭の中のヨロコビとカナシミが行方不明になってしまう。心を閉ざしたライリーを、感情たちは救えるのか? そして、カナシミに隠された、驚くべき<秘密>とは…?この夏、無限に広がる頭の中を舞台に、感動の険ファンタジーが誕生。映画は特に“悲しみ”などネガティブな感情が、実はどれだけ大切かを描いているが、田中は「目の前の同じ出来事に対し、人間はいろんな感情が混ざり合って受け止めている。いろんな感情で物事を記憶することが大事」と説く。「悲しみや怒り、ビビリを悪い感情と捉え、それを抑制することが大人になることだと考えてしまいがちですが、実は悲しみやビビリがあるからこそ、より喜びを感じられる。感情の機微に気付くことが大事です」と呼びかける。また、ストレスや悲しみへの対処の仕方について「悲しみと表裏一体にあるのが愛。悲しいと思うことで人の愛に気づく。人生の根本に気づくのは悲しみを認めた時です。悲しいときは、全ての感情を総動員して、悲しみを感じるようにしてみてください。いろんな感情を出すことで、解決する方法へと向かいます。正しい感情というのは存在しないけど、いろんな感情を出すことが大事!」と訴えた。

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    • 映画に登場する頭の中の5つの感情のどれが一番好きで、どれが一番苦手だったかを観客に問うた上で「苦手だと思った感情を持っている人を見かけたら、気にしてみてください。なんで苦手なのか? 理由を考えることで共感に必要な脳のホルモンが動きます」と共感力を鍛えるトレーニングを伝授する。
    • ヨロコビは自身が光を放つ光源であり、さらにその体はシャンパンの泡のような細かい、光る粒子によって構成。この、ピクサー史上初となるキャラクターを描くにあたって、彼らは新たなる技術を開発した。その結果、予告編でもわかるように、魅力的な表情でハツラツと動きまわり、自身の感情であるハッピーな気持ちを全身で表現するヨロコビを描きだすことに成功しているのです。
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  • 4cウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
  • 上映時間:1時間42分
  • 少女・ライリーの誕生と共に生まれた様々な感情たち。楽しい気分にする“ヨロコビ”、 悲しい気分の時に現れる“カナシミ”、 怒りを爆発させるときの“イカリ、 嫌いなものを拒絶する“ムカムカ”、安全を守る“ビビリ”。それぞれの役割で、日々彼女を幸せにするために奮闘している。しかし、いつもライリーを悲しませることしかできない“カナシミ”の役割だけは、大きな謎に包まれていて…。 いままでも、『モンスターズ・インク』で描かれたモンスター達の世界や、『ファインディング・ニモ』の海の中といった、圧倒的な映像技術で描かれた斬新な世界観で私達を心躍る想像の世界へと連れて行ってくれたピクサーだが、本作で描かれるのは、人間の“頭の中”だ。 今回の映像は、彼女たちがいつもいるはずのライリーの頭の中の“司令部”から放り出されてやってきた、思い出が収められた棚と通路が延々と続く“思い出の保管場所”と呼ばれる場所で、ヨロコビとカナシミの個性がはっきりと浮き彫りになるシーンだ。
  • ヨロコビは「前向きに考えて!」という自身の言葉通り、迷うことを少しも恐れずに歩き出すが、カナシミは真逆。励まされても「悲しくて歩けない…」という言葉とともに倒れこんでしまう。しかし、司令部に早く戻りたいヨロコビは、カナシミの足を持ち、彼女を引きずりながら歩き出す。その後の道案内でも、カナシミは“らしさ”いっぱい。 そんな凸凹バディを好演するのが日本語版吹き替え声優を担当する竹内さんと大竹さん。初共演とは思えないほど見事に表現されたヨロコビとカナシミだが、2人のやりとりには思わず笑ってしまう。 本作のフィルムメーカーは「頭の中の世界をデザインするのは、アート部門の大きな挑戦になりました。ピート・ドクター監督は、これまでにピクサーが手がけた作品の中でも最も大きな世界を描こうとしていたのですから」と語っており、本作で描かれるのはピクサー史上最大のスケールは必見。 まずは、こちらの映像から、いままでの予告編ではなかなか聞くことのできなかった大竹さん演じる“カナシミ”の声に注目してみて。
  • https://youtu.be/ertwh700Fpg?t=41 http://www.cinemacafe.net/article/2015/06/19/32063.html
  • 映画『インサイド・ヘッド』―はちゃめちゃな設定のはずなのに矛盾を感じない考えつく された頭の中の世界(絶対オススメ★★★★★) ディズニー/ピクサーが右脳全開妄想爆発で創った必見オリジナル映画   
  • はっきり言って「妄想の産物」のような映画なのかと思ってました。3b

5つの感情が擬人化されて登場するという、はちゃめちゃな設定の映画で、僕なんかが普通に考えたらうまく話がまとまるわけがないし、矛盾点やつじつま合わせなどが出てきて途中で興ざめするんじゃないか――そんな風に思ってたのですが、最初のシーンから引き込まれ、ずっとハラハラドキドキして気づいたら号泣していました。

3あファンタジーの世界もいろいろありますが、例えば不思議の国のアリスだと、まったくみたこともないような、常識世界とは切り離された、まさに夢の中のような世界が舞台で、時には恐ろしく気味悪く「何が起きても不思議じゃない」ということになってあます。アリスが巨大化しても小さくなっても「まぁ、そういう世界なんです」という説明で済んでしまうわけです。

しかし本作の舞台は「頭の中」で、「感情」が登場人物なのです。外界、つまり、感情達が頭の中にいる人間そのものが暮らす世界は、リアルに私達が暮らしている世界そのもの。そして頭の中の世界は、私達人間がいつも付き合っている頭の中=思考と感情そのもの、なのです。

頭の中で、何が起きているのか。 それは、誰でも知っていることですよね。感覚的にですけど。 ある意味、誰でも知っている世界。それが舞台となっているファンタジーなわけです。だからこの映画の世界観に疑問がでてきたら、たちまち映画を観続ける意欲が失われてしまうはずです。

いつでもどんな時でも自分を応援してくれている「感情たち」が大好きになれる
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この映画を観ていて幸せな気分になれるのは、どんな時でも、何が起きても、親身になって、一生懸命自分のために考えてくれる「感情たち」がそばに居続けてくれるという感覚を味わえるからです。 孤独になり、親さえも振り向いてくれないときでも、一生懸命に自分のことを考えてくれている『感情』たちの存在が勇気と安心感を与えてくれます。 どんな状況でも本当の意味での「孤独」なんてないんだ、ということをこの映画は教えてくれるし、それは誰の頭の中でも起こっていることなんだと考えると、誰にでも優しくなれるし、おおらかになれます。 そういう意味で、幸福感に満たされる映画なのですが、この中で唯一恐ろしいのが「無感情」。 「結局、無感情が一番恐い」 ということを思い知らされます。5つの感情のうちのほんの少しでもバランスを崩すと世界は灰色。

しかし素晴らしいのは、そういう絶望的な時にでも我が身を賭して一生懸命自分を応援していくれている「頭の中の感情たち」がいる、という感覚を味わえることです。

そしてそういう感情たちをキャラクターとして客観視できるようになり、自分もそうだと納得すると同時に、誰の中でもそんなことが起きてるんだと作品を通して気づくことができる。これに気づけるというのはとても大きいし、もし子供が映画を通してそれに気づくことができたらひとつの財産だと思います。

観終わった後、誰にでも自然と優しくなれる。この映画はそんな不思議な映画なのです。
エンターテインメントなのですが、それに気づける作品という意味でも素晴らしいと思いました。
あ、ちなみに日本語吹き替え版で観ましたが、声優さん最高の演技でした。吹き替え版での観覧、オススメできます。

インサイド・ヘッドは2015年7月18日公開予定。

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』

ピクサーの「インサイド・ヘッド」にはヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリという、少女の中に存在する感情たちが登場します。しかし、人は成長するにつれ、こういった感情以外の、どちらかというと人には知られたくないような感情も芽生えてくるもの。

映画は、住み慣れた土地を離れ、慣れない新生活を始める11才の少女ライリーの中にいる5つの感情たち<楽しい気分にする“ヨロコビ”、 悲しい気分の時に現れる“カナシミ” 、怒りを爆発させる“イカリ”嫌いなものから守る“ムカムカ” 危険から身を守る“ビビリ”>を主人公に、誰も見たことがない無限に広がる“頭の中”で繰り広げられる感動冒険ファンタジー。(7/18公開)

今回公開されたのは、煮えたぎる溶岩の上を飛び跳ねるヨロコビと、恐る恐る足を踏み出すカナシミの姿。しかし、その溶岩の中にはソファや机が。頭の中に広がるファンタジーの世界では、こんな不思議なアドベンチャーも起こりうる。子供が思わずワクワクしてしまうような冒険への期待が高まる新写真です!

そしてもちろん、映画を楽しめるのは子供ばかりではありません! 実は、この映画は子供の成長に伴う変化に驚きを受けたことから企画が始まっています。

監督ピート・ドクターは、自分の娘の成長や環境の変化にともなう感情の変化を見て「娘の中では、いったい何が起こっているんだ!?」という戸惑いからこの映画の企画を思いついたという。そうして生まれた独創的な設定とストーリーは、公開前ながら世界からの注目の的だ。

そして日本版の主題歌には、DREAMS COME TRUEの楽曲提供。タイトルは「愛しのライリー」。ドリカム史上初めて、映像作品の主人公が楽曲のタイトルに入った、スペシャルな楽曲となる。声優を務めるのは、洋画アニメーションの初声優を務める、竹内結子と大竹しのぶ。「アナと雪の女王」など、日本語吹き替え版のクオリティに定評があるディズニー / ピクサーの作品とあって、2人の演技にも注目が集まりそうだ。

■ピート・ドクター監督 モンスターと人間の絆を感動的に描いた『モンスターズ・インク』、愛する妻のため無数の風船の付いた家で旅に出た『カールじいさんの空飛ぶ家』(アカデミー賞受賞)などを監督。アニメーションならではの驚きと感動の体験を贈り続ける、世界屈指のトップクリエイター集団ピクサーの中でも天才と名高い。 

  • 【公開情報】 『インサイド・ヘッド』公開:2015年7月18日(土)、全国ロードショー 配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン 監督:ピート・ドクター 共同監督:ロニー・デル・カルメン 製作:ジョナス・リヴェラ (C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
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  • なんだかちょっと寂しそうな食事風景…。
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  • 田舎町に暮らす11歳の女の子ライリーは、父親の仕事の影響で都会のサンフランシスコに移り住むことになる。新しい生活に慣れようとするライリーの頭の中では、ジョイ(喜び)、アンガー(怒り)、ディスガスト(嫌悪)、フィアー(恐れ)、サッドネス(悲しみ)たちが、ライリーの幸せのためという強い気持ちが原因で衝突していて……。
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  • チェック:11歳の少女の頭の中を舞台に、喜び、怒り、嫌悪、恐れ、悲しみといった感情がそれぞれキャラクターとなり、物語を繰り広げるディズニー/ピクサーによるアニメ。田舎から都会への引っ越しで環境が変化した少女の頭の中で起こる、感情を表すキャラクターたちの混乱やぶつかり合いなどを描く。メガホンを取るのは、『モンスターズ・インク』や『カールじいさんの空飛ぶ家』などの監督ピート・ドクター。成長という普遍的なテーマと子供の頭の内部という独創的で柔軟な世界が混じり合う、個性的な物語に期待が高まる。
  • http://www.disney.co.jp/movie/head/video.html?movieID=8 より
  • 2015年7月18日  公開
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