意識のちから

価値観とは!?

その1

「価値観が違う」などという言葉を私もよく使っています。また「価値観は百人百様」とも世間では言われ、私もそのように理解していました。

ところが心理学の世界で価値観とは「個人的信念や哲学」と定義づけられ、百人百様と表現されるように人間の数だけ無数にあるのでもなく、概ね三つのタイプに分けることができるとあります。

その一つはガッツと根性系の「物量志向」、とにかく頑張るをモットーにストイックに自分に鞭打つタイプ。これは調査結果によると成人男女の約6割にあたると言われる。

第二は責任転嫁系の「状況志向」、うまくいかないのはすべて回りの人や状況が悪いから。とすべてを人のせいと思い込むタイプ。こういう人は何の罪悪感もなく責任転嫁するのを得意とするので周りに平気で迷惑をかけ、それに気づかない。8対2で女性が多い。

最後は、とことんのめり込み、失敗も楽しんでしまうオタク系「戦略志向」、作戦を周到に練り、失敗から学び、着々と目的に向かって未来へ進む。このタイプはいつも夢を抱き、それを現実化することが得意。(by植木理恵) >> 続きを読む

意識のちから

意識は現実を創る

150814「こころと脳の白熱教室」

4回 あなたの性格は変えられるか 
エレーヌ・フォックス教授

人間の性格は生まれつきのものなのか?それとも環境によるのか?性格を変えることはできるのか? フォックス教授によると、簡単ではないができる、という。 脳の回路を訓練によって変えることは可能だというのだ。脳の回路は皆が思っているよりずっと柔軟であり、あなたがよりポジティブな方向に自分を変えたいとすれば、私たちが物事を見る認識の癖を変えることなどで、それは可能だという。より有意義に人生を送るための心のあり方に迫る。http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/personality/150814.htmlより引用

人間は、父親と母親それぞれから一つずつ「セロトニン運搬遺伝子」を受け継ぎます。その遺伝子の長さが「楽観的か悲観的か」を決めます。

長い型(楽観的)ポジティブなものに注意をひかれる
短い型(悲観的)ネガティブなものに注意をひかれる

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意識のちから

楽観脳VS 悲観脳 NEOマインド考察

今回の「こころと脳の白熱教室」では、エレーヌ・フォックス教授が新しい切り口で解りやすく人間の性格を分析しています。

人は恐怖を感じて危険を回避できるように、偏桃体が敏感に反応し悲観脳(レイニーブレイン)のシステムを形成し、次に快楽に反応する側坐核により楽観脳(サニーブレイン)のシステムを形成している、各々のブレーキとなるのが前頭連合野(脳皮質)となると言っています。

フォクス教授はまた以下の四つの認知バイアスから脳のシステムを解析しています
「帰属の誤り」自分をどう評価するか、物事の原因を自分にどう説明するか
「注意のバイアス」何に注意を振り向けるか⇒ストループテスト*
「解釈のバイアス」同じ出来事をどう評価するか
「記憶のバイアス」人生の様々な出来事のうち何を記憶に留めるか

反応の速さでネガティブ嗜好かポジティブ思考かが解る。ポジティブな単語とネガティブな単語に色をつけ、単語の色を口に出してもらう。ポジティブな人とネガティブな人では単語に付けられた色を口に出すまでの反応時間が異なる。ポジティブな単語とネガティブな単語に色をつけ、単語の色を口に出してもらう。ポジティブな人とネガティブな人では単語に付けられた色を口に出すまでの反応時間が異なる。

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意識のちから

意識は伝播する

624日放送の「ホンマでっか」の番組中で、武田邦彦先生の発言に納得!

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    1. 武田邦彦  生年月日: 1943年6月3日 (72歳)

    武田 邦彦 は、日本の工学者、環境評論家。中部大学総合工学研究所特任教授。東京都出身。 専門は資源材料工学で、機能材料構造を研究テーマとしているが、地球環境問題についての著書やその主張によるメディア露出が増えており、それらについては議論が起こっている。 ウィキペディア

     

    “人は25歳くらいまでに正しいと思うことを決める。人間は正しいと思うことを決めてないと生活して行けないから、その後60才までそれは変わらない” >> 続きを読む

    意識のちから

    不快への対処

    『人を超える存在』への疑問(続)の項で 
    『快』の感覚に素直に・・・と提案しました。
    では『不快』をどう処理するの?という疑問があります。
    結論から言うと『快』も『不快』もそれぞれに敏感であるほどより敏感に反応する、ということです。

    「耐えることが好き」という人がいます。傷みに堪え苦しみに耐えることで快感を得られる人は『不快』の処理は必要ありません。
    一方「傷み苦しみ」に敏感に反応する「神経質」という言葉が当てはまる人では“嫌!”と思うことが起こる前から“起きたら嫌!”というこころの働きでより防御し守ろうという意識が働きます。警戒心が却って必要以上の傷み苦しみを味わってしまうことになる。ということを「神経質」と言って片づけていました。 >> 続きを読む

    意識のちから

    なぜ今まで気づかなかったのだろう?

    そんなふうに思うくらい
    気づいてみると
    驚くほどシンプルなこと
    それがNEOマインドです
    だって自分自身の意識そのままの顕れが
    自分自身が捉えている世界で
    自分にまつわる現実なのですから
    それが認識できさえすれば
    思うままに変えられると納得でき
    当然と思えるでしょう

     一番難しいのは >> 続きを読む

    意識のちから

    NEOマインド

    「意識の力」に絶大なるパワーが秘められていることをお話してきました。
    その「意識の力」を誰でも錬金術として作用させられるということがNEOマインドです。

    「意識の力」を認識しないということは、意識を野放しにしていることです。「意識の力」がどこかへ暴走し恐怖や不安に追いかけられても自分の意識を自分でコントロールできないのが普通と思われています。それは意識をそれほど大切なものと認識していないということと、自分の意識が自らの深層に蓄積されたものという認識がないために、どこかからコントロールされているかのように扱ってきたことが原因です。 >> 続きを読む