勘違いの幸福追求
「モノの豊かさ」が幸福をもたらす唯一の条件、と思い込んでいた人間たち。
実はそのことが限りない欲求を産み、人間を強欲に偏らせてしてしまったのではないか?
「それは詭弁だ!」という声が聞こえてきそうです。
「モノの豊かさこそ幸せのプライマリー条件でしょ!」
やはり、あなたもそう思います?
勿論私たちはその目的に向かって進み、今日のようなモノに充たされた豊かな社会をある意味では実現することができました。
「ある意味では」という条件付きでです。
つまり、私たちはモノには充たされましたが、精神的に満たされたと言えるでしょうか?という疑問付です。
最近では田舎暮らしが人気となり、モノに充たされた都会暮らしを捨てて、のんびりゆったりと暮らすライフスタイを好む人たちが増えているということですね。
イケイケどんどん空間から、緩い、まったり空間への転換なのでしょう。
英語によると
abundant lifeは物質的に豊かな生活
satisfied lifeは、納得のいく不満のない生活・・・・・満足
fulfilled lifeは精神的に満たされた生活・・・・・・・充実
ちなみに「満足感」( satisfied)は欲求が満たされ納得できた感覚。
ただ、少々の不満があっても、以前と比べれば満足すべき。という使い方もあります。
「充実感」(fulfilling)の場合、「充実すべき」という使い方はありません。
「充実した人生を送っています」現在形で継続的に使う場合多いのでは?
充実は継続的意味があるような気もします。
反面「まあ、満足な人生だったと言えるでしょう」のように、過去形で使う場合と、一時的に満足したときに言い表すことが多いような気がします。
さて、あなたは物質的に豊かかも知れませんが、すべてに納得して生きていますか?
また、精神的に満たされた生活をおくれていますか? >> 続きを読む