2022年5月

プーチン解体

ロシアによるウクライナ侵攻から24日で3か月を経ましたが、未だに収束の兆しが見えない有様です。
世界中から非難を浴びせられている「プーチン」という人物。
良心を持ち合わせていないような残酷非道な行為は果てしなく続くように思われます。

このようなプーチンの行動に関しての「何故?」を解き明かすことに明け暮れ、プーチンの思想や信念だけではどうしても納得できない部分にせまっていました。
どうしたらこのような行為を発現し続けることができるのか?
そのことを調べているうちに「サイコパス」「ソシオパス」という「社会病質者」反社会的人格障害を持った人の可能性が浮き上がってきました。

「サイコパス」と「ソシオパス」よく似ていますが、ちょっと違うようです。どちらも反社会性パーソナリティ障害に分類されます。大きな違いは「サイコパス」は先天性、「ソシオパス」は後天的という違いで、ほとんど同じような「反社会性パーソナリティ障害」をもちあわせているようです。とくに両者共通の「共感」「良心」「罪悪感」の欠如がみられます。

このような性格は、正にプーチン大統領そのものに思われてなりません。

「反社会性パーソナリティ障害」
社会病質者、精神病質者を内包している「反社会性パーソナリティ障害」(非社会性パーソナリティ障害とも言われる)の定義とは、精神の傾向や特徴に社会的規範や他者の感情を軽視したりし、また不誠実であったり言動が欺瞞であったり暴力をふるうことも厭わないパーソナリティ障害のこととなっています。

先天性と後天性の違い
「サイコパス」が先天的な遺伝によって獲得されるのと違い「ソシオパス」は後天的なものが原因だと言われています。
主に親の育て方や家庭環境の影響が原因で子供は「ソシオパス」になります。出典: http://www.irasutoya.com

一般的には「サイコパス」と「ソシオパス」は同義として扱われていますが原因が少しだけ違うということです。
治し方もわかっておらずどちらの性質も通常の社会に溶け込んでいることも珍しくない反社会性パーソナリティ障害です。

犯罪心理学者「ロバート・D・ヘア」
サイコパシーチェックリストを開発した犯罪心理学者「ロバート・D・ヘア」は「サイコパス」「ソシオパス」の特徴、定義に、
・良心の欠如
・他者への冷淡さ、共感しない
・嘘を平然と吐く
・行動の責任を取らない
・罪悪感がない
・過大な自尊心かつ自己中心的
・しゃべり上手で表面では魅力的な人間に見える
出典: http://www.irasutoya.com

「サイコパス」の特徴である冷酷さや無慈悲、エゴイスト、感情の欠如、結果主義ですが、これらに加えて反社会性が伴わなければ「サイコパス」とはならないようです。現状「ロバート・D・ヘア」のサイコパシーチェックリストのみが判断基準となっています。
一方「サイコパス」は脳の活動が通常の人とは違うことがその原因とされており、眼窩皮質と扁桃体周囲の活動が低下していることが特徴として挙げられています。

近年の脳科学の進歩で、他者への共感性や「痛み」を認識する脳の部分の働きが一般人と大きく異なることが判明しています。出典: http://www.irasutoya.com

一見では魅力的な「サイコパス」 出典: https://googirl.jp
「サイコパス」「ソシオパス」共に一見すると魅力的な人間です。
自分がよく見られるためであれば進んで人助けをします。
ナルシストな傾向が強く現実主義。利己的なので関係が深まるにつれて相手が異常だと気づくことも珍しくはありありません。

 サイコパス「空想虚言者」 出典: https://ja.wikipedia.org

「エミール・クレペリン」
ドイツの医学者「エミール・クレペリン」は精神病質「サイコパス」の特性の一つに「空想虚言者」という類型があるとしました。
「サイコパス」は一見して博学で様々な分野に置いて豊富な知識を持っているように見えるがよくよく調べるとそれらは他者からの知識の寄せ集めである。
外来語や難解な言葉、人を驚かすような言説を好んで話す。
他者からの批判を許さず、自己中心的な空想に陶酔する。
など、自らの嘘を信じてしまえると言います。

>> 続きを読む