月別アーカイブ: 2018年2月

意識のちから

『君たちはどう生きるか』2

もう一つのブロックチェーン

本書の要点
1. 人間としてどう生きるか?を学ぶには、自分を世の中という大きな流れを作る構成員の一人として捉える俯瞰的な視点を獲得しなくてはならない。

2. 教えられた通りの言葉や行動をなぞるだけでは、いつまでたっても一人前の人間にはなれない。自分が感じたこと、自分の心が動かされたことを大切にして、それに従って生きるべき。

3. 人間は自分で自分を決定する力を持っている。だから誤りを犯すこともあるが、だからこそ誤りから立ち直ることもできる。変えられない過去を考えることを止めれば、今自分がしなければならないことにまっすぐ向かっていける。自分の過ちを認めることはつらい。しかし過ちを辛く感じることの中に人間の立派さもある。

4.学問を学ぶ理由。学問とは人間の経験をまとめたもの。

「人は網目のようにつながっている」ということは、その網目の一部として自分も存在している。そんな社会・世界を創っている一部であるなら、個人の考えが社会を変える可能性も大ありなのだというメッセージを感じ取れる。

網目の多くの情報をまとめたものが学問なので、それを学ぶことにより、一人で経験した何十倍もの情報を知ることができ、それ以上に莫大な網目と繋がることができ、自分の世界を劇的に広げることができるのだ。そうすることで、社会を変える力はより大きなものになり得る。
   この漫画の原作は、81年前、吉野源三郎という作者によって書かれたもので、作者の実体験が反映されている。
 作者は、子供の頃いじめる側だったらしい。あまり苛めまくったので、クラスの誰もが口をきいてくれなくなって、暴力で暮らすを制覇した。けれど全然ダメだった。 >> 続きを読む

共創空間

『君たちはどう生きるか』1

100万部!『君たちはどう生きるか』旋風のワケ

漫画家・羽賀翔一氏に聞く試行錯誤と葛藤

日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/122800774/より

『漫画 君たちはどう生きるか』(マガジンハウス刊)がついに100万部に達した。構想5年、企画から発売まで約2年。大ヒットに至るまでの試行錯誤と葛藤を、漫画家の羽賀翔一氏に聞いた。

1月5日、『漫画 君たちはどう生きるか』(マガジンハウス刊)が発売から4カ月あまりで100万部に達した。「不作の年」と言われた2017年の出版業界で、数少ない大ヒットの1つである。

 1937年の出版以来、多くの人に読み継がれてきた吉野源三郎氏の小説『君たちはどう生きるか』。いじめや貧困、格差、教養…。昔も今も変わらないテーマに、主人公のコペル君と叔父さんは真摯に向き合い続ける。

 時代を超えた名著だが、今、ミリオンセラーとなった1つの理由は、原作を忠実に漫画化するのではなく、意訳しながら現代向けに「翻訳」したことだろう。冒頭の印象的なシーンを含め、原作と漫画には場面設定や章構成に違いが見られる。 >> 続きを読む