月別アーカイブ: 2017年11月

意識のちから

お笑い中毒って❓

お笑いコンビ千鳥「大悟とノブの悩み」

 11月8日に放送した『ホンマでっか!?人生相談』で千鳥の大悟が、心理学、植木先生にボコボコにされ、そこで初めて「お笑い中毒」という言葉を聞き、これはお笑い世界だけの問題ではなく、今ニュースを賑わしている日馬富士問題の相撲界においても、あらゆる専門組織に通じるのではないかと思い、取り上げました.

 ゲストの千鳥を紹介。
千鳥の二人:「ちゃんとした大人になれていない気がするけど大丈夫でしょうか?大人同士でまともな話をすることがない。終始ボケと突っ込みで、真面目なな顔をしていられない」と悩みを相談。

池田先生 :「ちゃんとした大人になるの諦めた方がいい」とアドバイス。一般的な世界と違うお笑いの世界で生きている千鳥は、一般の世界を異界を楽しむ姿勢でいるとストレスが軽減されやすいと説明した。

尾木先生 :60歳以上でも大人にちゃんとなれていないと思う人が4人に1人おり、40歳以降に「自分は大人」という自覚が芽生える人が増加する、それは結婚、昇進などで自分が主の立場になることで自覚が生まれると。

植木先生 :突然、「聞いてないですよね、話を‼ 言葉の表面をさらって頷いている。・・・・・参加者お笑い。

大悟   :ちゃんと聞いてない!どっかで面白いこと突っ込まんと、と思ってるから。

植木先生 :手の内を見せないですよね、多分これまでのエピソードがたくさんあると思うのですが、聞かれないと言ってやらない、自分から手の内を見せない。全然聞いていない顔。後ろのブラマヨさんはよく聞いている顔。どうしてそんなに上っ面な感じになるかというと、すごくすごく認められたいから・・・愛されたいから。こういう人は、表面的な言葉しか受け取らない人、急に表面的な言葉にしがみつく、すがる人でマインドコントロールにかかりやすいです。 >> 続きを読む

意識のちから

気になる「プライド」

優越感が幸せ?

 『男はプライドの生きものだから』ではプライドのためにうつ病にまで追いやられ、そのうつ病を自分で受け入れられない、他人には知られたくない、と苦しみを解決できない多くの男性の翻弄する痛ましい状況を訴えていました。

 一体なぜ「プライド」というトラップにはまってしまうのか?をよく考えてみました。結論から言えば、それは「ヒエラルキー思考」によるものではないかと思えてきました。支配と隷属の関係が男性の中には当たり前のように無意識に構造化され、自分の位置をヒエラルキーの一定の場所に確保し、そこから上に上がったと感じると、プライドは満足し、自分の環境の変化で下がってしまった、または他人により位置が下げられたとき、プライドが保たれない、ということなのか?と考えました。
 女性もまったくそれがない、ということではないのですが、男性のように顕著で、生きる上での最重要な問題ではないと思うのです。男性の多くは、誰かに支配されてはいるけれど、また誰かを支配している、という感覚が必要な生きものなのでしょうか?

 最近、バラエティー番組で「いしだ壱成離婚要因は妻へ7つの掟…守れないと激怒」という話題を何回も目にしました。

以下https://news.ameba.jp/entry/20171031-1141 https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201710180000772.htmlより引用

いしだ壱成が元妻に課していた7つのルーティン
 
10月18日放送の「良かれと思って!」(フジテレビ系)に、2度目の離婚で話題になっている俳優のいしだ壱成が登場。番組内で、離婚の原因について語りました。 番組では、芸能人に対する世間からの様々な声が紹介されたのですが、ゲスト出演したいしだには34歳女性から「細かいルーティンを奥様に強要。まさかDV?」との指摘が。するといしだはここで突然、「私いしだ壱成は先日、2度目の離婚をしました」と発表。スタジオは一時騒然となっていました。 さらに、原因はいしだが強要していたルーティンにあったことを告白。
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意識のちから

男の人はプライドで損をしている?

『男はプライドの生きものだから』
テレンス・リアル

(その2) 

http://since20080225.blogspot.jp/2009/08/1.htmlより引用 

 

著者のテレンス・リアルは臨床心理士であり、主に家族、夫婦のセラピーを行っているという。
夫婦間の問題についての著書が多いようだ。
本書は、目次から想像できるように、男性が陥りやすい心理をテーマにしている。
男性は「男らしく」を教えられ、その男らしさがプライドに成長して行く。
そうやって生きている間にも、そのプレッシャーは重くのしかかり
そのはけ口として、アルコール・セックス・仕事・その他の中毒行為に逃げる。
男性は苦しい感情・悲しい感情・悔しい感情をダイレクトに出せない。
それもプライドの一つなのでしょうが、
男性が自分自身の「女々しい」優しさや繊細さを受け止める事ができれば何も問題はないし、
認めなくても、中毒行為に逃げなければ、うつ病の症状がでて医者にかかるようになるだろうし、
そうして自分自身と向き合っていくだろう。

この本で描かれる症例は、著者自身をも含んでいる。著者の父はとても横柄で暴力的な男であり、
二人の息子たちは常に父の暴力へどう対処するのか考えながら行動しなければならなかった。著者は父に強い反発を抱え、弟は父を単純に避けるようになった
著者リアルは20代をアルコールとドラッグに費やしてしまったという。それが、彼が自分のうつ病と戦うためにとった戦法だった。
死の危険もあった。それでもやがてセラピストを志していくわけだが、
その過程で父と対話することを試みる。
始めのうち、父は怒りと否定以外の感情を表現することを拒むが、
息子は父の怒りをというか父親をもはや恐れていない。

恐れを抱えているのは父のほうであり、息子は父の恐れをやさしく肯定する。
そうして時間をかけながら、父は息子に少年時代の苦しかった日々、
親に、大人に拒絶された日々のことを語り出す。
その苦しみを誰にも話せなかった苦しみを吐き出す。
父は世をすねて他人を見下して生きていたわけで、そんな人が老境に至り、
今までバカにしてきた息子に助けられながら、
「人生に大切なのは愛だ」「俺のようにはなるな。家族を大事にしろ」と
息子たちに言い残して死んでいくのだ。

家族の生活を無茶苦茶にしてきたことが帳消しになったりしない。
終わりよければ、という話でもない。
それでも、どんな状況でも前を向けるんだ、と素直に思いたい。
自分が無価値に感じられるという問題から目を背けると、
自分だけでなく、まわりの人々も深く傷つけるような事態を招いてしまう。
その答えが「ゆっくり生きろ」だ。

「隠れたうつ病」においては、防衛的行動または嗜癖(しへき≒中毒:引用者)行為によってダメな自分から誇大化した自分へと飛躍するが、そのどちらでもない健全な自己評価に到ることはできない。うつ病の根になっている自己の内面と向き合うことなしには、健全な自尊心を持ちえないからである。どんなにあがいても、内面の痛みを隠蔽したまま癒される道はない。[p.71] >> 続きを読む

意識のちから

男はプライドで損をしている?

その1

 最近特に思うのですが、男の人はどうもプライドで損をしているのでは?と。
他界した夫を思い出しても、友人のご主人の話を聞いても、はたまた知人の生活習慣を見ても・・・・
男の人はプライドを維持していなければ生きられない。
世間の中での自分の位置、社会的存在意義、家庭的存在意義、夫として、親として等々・・・・・
それらが満足できる状況を脅かされた途端、生きる気力が弱まり、人とのつながりも遠ざけ、殻に籠ってしまう。
そう・・・うつ病状態に陥るようなのです。

傍から見ているとこだわりが過ぎる。
そう見えてもそれを言葉にした途端プライドを傷つけてしまうのです。
自分を客観的に見る、ということはプライドが許さない。
プライドとは、自分のそのままが自分にとっては完璧!という誇りで、
自分の生き方は、それなりに考え抜き、努力を重ねた結果だから。
それゆえに社会は受け入れ、家族から尊敬され,
男性社会のなかで、そこそこの位置を維持していられるという自負だから。

そのくせ、自分で決めるための決定的指針は、徹底した自分の内側からではなく、
信頼に値する権威や、社会的信頼度の高い何物かに頼った上で決定しているのだが、
それさえも自己の能力と受け止めている傾向にある。

女性だって少しはそういった部分はありますが、男性のように
プライドのために自分の内側を見ようとしないということは少ない。
なぜなら、
女性は他人の意識が気になる動物で、
他人の意識を簡単に自分に取り込むという、
男性から見ると軽薄な生き物と言われる性質を持っているからです。
もっと極端に言うなら、
男性よりも「自分がない」と言えるのかもしれません。
流行に敏感で、世間のトレンドから送れないように、
常に古い自分を解体し、新しい自分でいたい。
ということです。

但し、ほとんどの場合自己という芯になるものがないので、
男性から軽蔑される原因にもなっています。
ですが、そのことが、生きる上では結構プラスに働いているようです。
それは病気や怪我をしたときに発揮できているようです。

男性はちょっとした弱みに襲われると、すぐに心まで病んでしまう。
そこが「損をしている?」という点なのです。
女性から見ると「プライド」は人生には不要にみえるから。
なぜ、そんなに大切にするのでしょうか?
という疑問から、

今日はこのことを踏まえて、
『男はプライドの生きものだから』
をご紹介したいと思います。 >> 続きを読む