2015年9月

Topic

U-20世代は?

 

最近、人間観察の観点から「モニタリング」という言葉をよく耳にします。

“こんなとき人はどんな反応をするんだろう”などと、仕掛けてやじ馬的に観察する番組もあるようなのですが、ここでのモニタリングはそのような悪戯とは違う、大真面目なモニタリングについてお話したいと思います。
また、これまで私たちは、「空気を読む」などといった、女子会、飲み会などでのその場の雰囲気を瞬時に捉えるスキルを要求されてきました。

空気読むとは? その場の雰囲気を察すること、暗黙のうちに要求されていることを把握して履行すること、などを意味する表現。言葉に表されない意味を読み取ることである。 言い換えれば、場の雰囲気を理解するということだ。 ポイントをまとめていこう。 会話の文脈を理解すること. 空気読むとは、相手との会話が向かっている方向からそれないようにすること。日本語表現辞典。

場の空気を読みすぎる!? 「ソーシャルスキル」が高い人の特徴
についての詳細はhttp://woman.mynavi.jp/article/130728-005/

U20世代は?

さて、ここからが本題です。ソーシャル能力を身に付けるためのモニタリングの訓練を要求され、その訓練ができていない人に「KY(空気読めない)」のレッテルを貼られ肩身の狭い思いをしていた人も少なくないでしょう。 私たちは過去、こうして外側のモニタリングとソーシャルスキルを磨くことに明け暮れ、自分をモニタリングするなどは考えもしなかったのではないでしょうか?

ところがこの自己をモニタリングすることは、人間としての成長には欠かせない重要な要素です。反社会的サイコパスな性格も実はこのモニタリングの欠落が原因とも言われています。瞑想、座禅などはこうしたモニタリングのきっかけ、入口として有効とされたものです。

こうしたモニタリングの欠落が甚だしくなっている中で若年世代においては逆に悟ってしまっているのでは????と思うほどにしっかりとモニタリングできている人たちのトークを紹介したいと思います。ここでの提案は自分の人生を楽しく面白くするためにはとても好都合な方法です。

人生を面白く生きるためのモニタリング
1.好き嫌いに関係なく人間観察する

  • 2.同時に自分も観察する
  • 3.自分にはないもの、不明なものが見えたとき、更にその背景にあるものを観察する
    (価値観など)
  • 4.他人を観察するたびに自分の背景、方向性なども見える
  • 5.これを続けると「空気」を牛耳っている主体の背景が解明できる
  • 6.個々の現象がその背景から生じていることが見えると怒りは失せ
  • 7.ありのままの自分を見せることに怖れや躊躇がなくなる

このような癖をつけると、上記のようなソーシャルスキルといった能力を特別養う必要もなく、自分が主体で動くことができる。また自分が空気を牛耳る必要もなく、空気にながされる心配もなくなるのです。

モニタリング上手な若者たちがいました。そんなU-20世代を紹介したいと思います。 >> 続きを読む