今回の「こころと脳の白熱教室」では、エレーヌ・フォックス教授が新しい切り口で解りやすく人間の性格を分析しています。
人は恐怖を感じて危険を回避できるように、偏桃体が敏感に反応し悲観脳(レイニーブレイン)のシステムを形成し、次に快楽に反応する側坐核により楽観脳(サニーブレイン)のシステムを形成している、各々のブレーキとなるのが前頭連合野(脳皮質)となると言っています。
フォクス教授はまた以下の四つの認知バイアスから脳のシステムを解析しています
「帰属の誤り」自分をどう評価するか、物事の原因を自分にどう説明するか
「注意のバイアス」何に注意を振り向けるか⇒ストループテスト*
「解釈のバイアス」同じ出来事をどう評価するか
「記憶のバイアス」人生の様々な出来事のうち何を記憶に留めるか
*反応の速さでネガティブ嗜好かポジティブ思考かが解る。ポジティブな単語とネガティブな単語に色をつけ、単語の色を口に出してもらう。ポジティブな人とネガティブな人では単語に付けられた色を口に出すまでの反応時間が異なる。ポジティブな単語とネガティブな単語に色をつけ、単語の色を口に出してもらう。ポジティブな人とネガティブな人では単語に付けられた色を口に出すまでの反応時間が異なる。
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『心と脳の白熱教室』が面白い‼
NHK Eテレ「心と脳の白熱教室」”
自分はどうして、こんなに後ろ向きの性格なのだろう、そして、あいつはなぜあんなに楽観的なのだろう、自分の性格について思い悩み、どうしたら、もっと人生を有意義に生きることができるか、それは、古今東西の人類の永遠のテーマである。 オックスフォード大学・感情神経科学センターのエレーヌ・フォックス教授は、認知心理学、神経科学、遺伝学を組み合わせた独自の研究で、セロトニン運搬遺伝子と楽観性との関連を指摘する学説を発表し、一大センセーションを巻き起こした。 今回、同僚で私生活のパートナーでもあるケヴィン・ダットン博士とともに、最新科学で人類の永遠のテーマである性格の悩みを解き明かすとともに、実践的な性格改造に挑む特別授業を紹介する。
エレーヌ・フォックス教授

脳科学・心理学の立場から「感情」についての研究を続ける。オックスフォード大学の感情神経科学センターの代表。2013年にはERC(ヨーロッパリサーチ評議会)調査賞を受賞。
著書に「脳科学は人格を変えられるか?」(文藝春秋社)
ケヴィン・ダットン博士

心理学者であり「サイコパス」の専門家。2011年に発表した「サイコパスが多い職業ランキング」が大きく注目された。
(ちなみに1位は大企業のCEO 2位が弁護士 3位がTV関係者)
著書に「瞬間説得―その気にさせる究極の方法」(NHK出版)「サイコパス 秘められた能力」(NHK出版)。
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興味深い映画の紹介を拾ってみました。
‶人間の感情“が主人公‼
『インサイド・ヘッド』の主役となるのは、なんと人間の“感情”。誰もが持っているのに誰も見たことがない頭の中という無限に広がる小宇宙の中で、登場人物である11歳の少女ライリーの頭の中にある5種類の感情「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」たちが予想もつかない新たな冒険を繰り広げる。
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「我慢大敵」
常識的に「仕事というものは、楽じゃない」と考えられているようなのですがその常識を「そうだ!」と賛成できない声が内側からこみあがって、本当にそうなの?と言いたくなってしまうのですが・・・・・?
というのは、私自身は「仕事は楽じゃない」という想いで仕事をしていないような気がするのです。“仕事を楽に仕上げる”ことへのプロセスは面白く、それなりに仕上がると痛快極まりない感覚に浸ることができます。それはゲームと同じような感覚です。 >> 続きを読む
6月24日放送の「ホンマでっか」の番組中で、武田邦彦先生の発言に納得!
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- 武田邦彦 生年月日: 1943年6月3日 (72歳)
武田 邦彦 は、日本の工学者、環境評論家。中部大学総合工学研究所特任教授。東京都出身。 専門は資源材料工学で、機能材料構造を研究テーマとしているが、地球環境問題についての著書やその主張によるメディア露出が増えており、それらについては議論が起こっている。 ウィキペディア
“人は25歳くらいまでに正しいと思うことを決める。人間は正しいと思うことを決めてないと生活して行けないから、その後60才までそれは変わらない” >> 続きを読む